竜王戦第2局前夜祭に行ってきました
まさか当選するとは思わず、急遽仕事を調整して参加してきました。
将棋の豊島将之竜王にあの伝説の羽生善治九段が挑むプレミア対戦。
国民栄誉賞さまと私のような変なのが同じ空間とか大丈夫なのか?と自問自答しました。
しかも将棋は学生時代少し齧っただけで難しさに挫折しました(;´д`)
当時羽生善治さんがすごく脚光を浴びていて、将棋させたらカッコいいなぁと適当な動機で始めました(^-^;
ちなみに最近アプリで囲碁を始めて結構ハマっています。
曽祖父が囲碁が得意だったのもあってか、碁石を打っていると血が騒いで、仕事がなかったら一日中でもやってると思います(°▽°)
コロナ対策で、棋士との握手やサインなどはなしとのことでちょっと寂しい。
半年ぶりの大須。
会場の万松寺が竜王戦モード。
受付と消毒を済ませ、時節柄こんなスリーショットを撮影(OvO)
この時、他の方の撮影を買って出たところがAbema TVに撮影されていたようで、翌日Abema将棋に映っていました。
会場に入り、逆最前の席だったのですぐ後ろにカメラが(゚ω゚)
テーブルには式次第とお品書き。
ちなみに丸テーブルに4人掛けで、上から見ると十字の形にしっかりした透明のアクリル板で仕切られていました。
で、大村知事と河村市長が登場:(;゙゚'ω゚'):
大村知事と河村市長の挨拶はお二人とも生で聴くとど迫力で、これが政治家の喋りかと思いました。
特に大村知事はもっと地味なイメージがあったのでギャップが大きくてびっくりしました。
続いて万松寺僧侶による花束贈呈と記念撮影。
まずは羽生善治九段から対局者挨拶。
乾杯からの会食タイム。
僧侶の方が席に運んでくださいました。
ちなみに寺で食事したら箸袋を持ち帰るようにしています。
裏に大事なことが書いてあるからです。
口から食べられることはありがたいことで、残さずに食べるようにしています。(実はただの大食いですが。。)
半年以上ぶりの会食。
アクリル板越しに同じテーブルの方々とお話させていただき、普段の生活では出会わなかったであろう方々との会話は刺激的で楽しかったです。
途中、抽選会が始まり、なんといきなりクリアファイルが当たりました!
仕事で使うものが当たるとか最高かよ(°▽°)
商談時のネタに使える(OvO)
抽選は進み、司会者が羽生さんの色紙の字が読めない事件が発生し、笑いの中、なんと隣の方に豊島さんの色紙が当選!
印象に残ったのは、
・棋士は対戦後神経昂ってて眠れない。羽生さんは眠れる。
・昔は50才にもなるとタイトル戦とか無理なので引退していた。
・30才の頭脳と50才の頭脳が闘ったら普通は30才が勝つものだが、羽生さんだから可能性あって、それが如何にすごいことか。
という内容でした。
帰りに出口で扇子をいただきました。
ちょうど竜のショーも見られて満足。
さらに山崎隆之八段に一枚いただきました。
そしてアーケードで広告を撮影していたら方角が分からなくなり道に迷うという私あるある。
そして翌日からの対戦は羽生善治九段の勝ち。
中高年の星ですね(´∀`)
受付でもらった新聞は、上り調子の30才か誰もが認める実力者50才かという内容で、大相撲の元大関・魁皇が引退しそうな時の報じられ方に似ていると感じました。
完全に私見ですが、ピークを過ぎてからの仕事との向き合い方こそその人の生き様と思います。
年齢とともに気力や体力はもちろん、脳も年をとります。
価値観、やり方も自分が若い頃に身につけたものを踏襲し、それが最善で絶対的なものと無意識に思ってしまいがちです。
私は40代になり、世間ではいい年ですが会計業界では若手の部類であり(平均年齢が60代とも言われます)、それでも自分より年下の同業の先生と接する機会があります。
10近く年齢が離れていると育った時代が違い、そもそも昭和生まれですらなかったり。
自分よりも新しい土台のもとで育ってきた方々は時に予想外の価値観や感性を持ち合わせているもので、中高年のよく知らないことでも基礎知識、常識として持っていたりします。
若者から学べることはとても多いと思います。
40代になったら誰でも老害と紙一重で、若い人のやり方を否定するようになったら老害の始まりと思っています。
とはいえ、会計業界もですが、色々な職業が今あるのは先人たちの尽力と苦労があったからこそで、先人に感謝しつつ若者に学ぶ姿勢を持ち続けたいです。
羽生善治九段が対局後のインタビューで「仕掛けていくあたりはだいぶ迷ったが、思い切って行った」と語っていらっしゃいましたが、きっと若い頃とは違う迷い方、思い切り方があったと思います。
既にある自分の土台に常に新しい感性をのせていき、若い頃にはなかった境地に到達できたら理想です。
ところで、前夜祭の会場でグッズを購入するのを忘れ、万松寺のネット通販で勝守りを購入しました。
防水処理をして、早速スマホのストラップにしています。
青山容子税理士事務所 - クラウド会計・相続専門の女性税理士。エア記帳を推進中。